映画 「ガチャガチャ/GACHA GACHA」
俳優:正木佐和
MC:前田けゑ
Asst.:柘植れいか
作品情報
松本 動(監督)
90年代より8mmフィルムで自由映画制作を始め、その後、商業映画の道へと進み、石井隆、山崎貴、中村義洋、矢崎仁司、高橋伴明、佐藤信介といった監督たちの作品に従事し、フリーの助監督として活動をして来た。
最近では大林宣彦監督の最新作「花筐/HANAGATAMI」の監督補佐を務めた。
現在は監督業へ移行し、テレビのドキュメンタリードラマや企業VPドラマの脚本・監督をメインに活動しており、20年ぶりに自由制作した短篇映画「ミックス」が多数の映画祭で受賞・入選を果たし、今作の「ガチャガチャ/GACHA GACHA」でも多くの映画 祭で受賞・ノミネート上映が続いている。
他にも乃木坂46のシングル特典映像にて、メンバーの”大園桃子”個人PVとしてショートムービー「バージン・ブリーズ」を脚本・監督して好評を博すなど、幅広い映像分野で活躍している。
〈デビュー年・作品・代表作〉
何をもってデビューと言えばよいかわかりませんが、最初に8mmで作品を創ったのは1990年頃です。
その後、デジタルに変わって映画創作を再開したのは2015年です。
「あづさ」(1992)
「紅涙」(1993)
「観覧自由」(1993)
「ミックス」(2015)
「ガチャガチャ/GACHA GACHA」(2016)
「バージン・ブリーズ」(2017)
「公衆電話」(2017完成予定)
〈受賞歴〉
「ミックス」
・第20回横浜映像天国 グランプリ
「ガチャガチャ/GACHA GACHA」
・第21回横浜映像天国 グランプリ&審査員賞
・2016 Tokyo 48Hour Film Project 最優秀撮影賞、最優秀観客賞/グループA、作品賞第3位
・第2回立川名画座通り映画祭 審査員特別賞
・2016 P-LABO映画祭 最優秀男優賞、特別賞
・第六次 米子映画事変3分映画宴 審査員特別賞
松本動official web site:http://kourui6.wixsite.com/yurugu
「ガチャガチャ/GACHA GACHA」
出演者
QUESTIONNAIRE
1.映画監督になったきっかけは何ですか
自分が創作した物語を映像化したかったから。
2.影響を受けた作品・監督はいますか
「ヌードの夜」石井隆監督
3.どんな時にアイディアが生まれますか
その時々で違いますが、ストーリー構成は電車内ですると物凄くはかどります。
4.好きな言葉があれば教えてください
映画とは、事実を描くものではなく、嘘を使い真実を描く表現である。
5.近年の日本映画についてどう思いますか
あまりにも漫画やベストセラー小説の実写化が多過ぎる。
オリジナル作品でも十分勝負出来る映画作家は居るが、
そんな保守的な企画しか通らない商業映画の仕組みが悲しい。
6.作品制作についてのこだわりがあれば教えてください
スタッフ、キャストは、基本的にプロとして活動をしているメンバーで構成し、
劇場公開作品に匹敵する作品制作を心掛けている。
7.若いころから貫いてきた思いがあれば教えてください
どんな評価をされても、自分の作品には自信を持っています。
8.将来どのような監督になりたいですか
オリジナル企画を映画化出来る監督になりたいです。
9.今後どのような作品を作っていきたいですか
ヒューマンドラマをメインに創って行きたいです。
10.日本映画とハリウッド映画の違いについてどう思いますか
全くの別物だと思っています。比べるだけ野暮ではないでしょうか。
11.撮影現場について、スタッフ・キャストとのコミュニケーションはどのようにとっていますか
映画は現場に入ってから時間が無いので、
撮影前や日頃のコミュニケーションの方が重要だと思います。
如何にクランクイン前までにコミュニケーションを上手く取れるかではないでしょうか。
12.験担ぎなどしていますか、している場合内容を教えてください
験担ぎは全くした事がありません。
13.映画監督という仕事の面白い部分・苦労する部分を教えてください
面白い部分は、自分が創りあげた物語を映像化出来る事につきます。
苦労する部分は、全然お金にならないところです。
監督って、一部の人を除いて皆さんギリギリで生活しているのではないでしょうか。
14.壁にぶつかった時の乗り越え方を教えてください
壁という様なものに、ちょっとぶつかった覚えが無いので分かりかねます。
15.自分はどんな人間だと思いますか
作品の中に、どこか昭和を匂わせる部分を入れ込みたいアナログ人間ですね、
VFXで感銘を受けた作品もありません。
自分はこの先VFXを多用した作品は、きっと創らないと思います。
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