映画 「それでも、みんな生きていく」
俳優:吉田大蔵
MC:SOUL
Asst.:柴田かよこ
作品情報
蔵方政俊 (監督)
2011年「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」で長編監督デビュー。
以降の主な監督作品に、「ゲームセンターCX THE MOVIE 1986マイティーボンジャック」 「ねこあつめの家」などがある。
最新作に、2017年9月8日 Amazonプライムビデオにて配信開始の連続ドラマ 「ファイナルライブ -明日、君が消えても-」が控えている。
「ねこあつめの家」(劇場用映画)
「バウンサー」(TVドラマ)
「ファイナルライブ -明日、君が消えても-」(配信ドラマ)
「それでも、みんな生きていく」
出演者
QUESTIONNAIRE
1.映画監督になったきっかけは何ですか
映画が好きだったからです。大学を卒業する事、映画監督になろうと決めました。
すぐにでも監督ができるつもりで仕事を始めました。
が、監督になるまでに20年位の時間を助監督として過ごしました。
それなりに苦節っぽいこともあったのですが、結局は、
辞めなかったから監督になれたんだろうと思ってます。
2.影響を受けた作品・監督はいますか
チャールズ・チャップリン監督の「街の灯」です。
3.どんな時にアイディアが生まれますか
深夜のサウナ。黄昏の河川敷。夜明けの道端。
など、時間帯や場所は様々ですが、1人でいるとき、そして追いつめられているとき、
何かが閃くことが多いです。
4.好きな言葉があれば教えてください
限界
5.近年の日本映画についてどう思いますか
ずいぶん長い間、日本映画界の状況は変わっていないと思います。
面白い作品もあれば、つまらない作品もある。
その状況が、ただ続いているだけだと思います。
業界は右肩下がりだと言われ続けていますが、僕自身はあまりそう感じません。
6.作品制作についてのこだわりがあれば教えてください
作品は当然お客さんに向けて作られるものなのですが、
どこかに必ず自分自身が観たいと思う場面を作るように心がけています。
7.若いころから貫いてきた思いがあれば教えてください
思いは年齢や経験とともに少しずつ変化するものだと思います。
25年前と変わらず買けている何かがあるとすれば、映画が好きであるということだけです。
8.将来どのような監督になりたいですか
身の丈にあった監督でありたいと思っています。
9.今後どのような作品を作っていきたいですか
人間が懸命に生きている姿をしっかりと描く作品を作っていきたいと思っています。
10.日本映画とハリウッド映画の違いについてどう思いますか
ハリウッドの現場を経験したことがありませんので、何とも言えません。
ただ、日本とアメリ力とでは、そもそも人口数そのものが違います。
当然、映画に携わる人口数もアメリ力の方が多いでしょうし、
純粋に層の厚み自体が違うのだと思います。
11.撮影現場について、スタッフ・キャストとのコミュニケーションはどのようにとっていますか
演出というのは、とても具体的な仕事なので、
本来は具体的な言葉で会話をするのがいいのだと思います。
ただ、言葉があまり具体的過ぎても、
今度はスタッフやキャストと衛突や摩擦が起こることがあります。
僕自身は誠意をもって会話をするよう心がけています。
12.験担ぎなどしていますか、している場合内容を教えてください
特に験は担ぎません。
13.映画監督という仕事の面白い部分・苦労する部分を教えてください
面白いというか、この仕事をして良かったと思うのは、
劇場でお客さんと一緒に映画を観る瞬間です。
大げさな言い方になりますが、何かをお客さんに届けたいと思って作品を作りますので、
何かが届いたんじゃないかという実感が得られたときは、とても幸せな気持ちになります。
苦労する部分…..何かしら苦労っぽいことを経験しているのかもしれませんが、
好きでやっていることなので、苦労と感じることはあまりありません。
14.壁にぶつかった時の乗り越え方を教えてください
これは、もう歯を食いしばるしかないと思います。真面目な話。
15.自分はどんな人間だと思いますか
仕事も含めて、好きなことには大変のめり込みます。
その代わり、好きでないことには全く関心を持ちません。
趣昧や食べ物の嗜好についても同じです。視野が狭く、とてもバランスの悪い人問だと思います。
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