​映画 「刻のおるごおる」

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2017-05-26 16:00:00 〜 2017-06-02 15:59:59
サンドアーティスト:飯面雅子
朗読演出:原きよ
MC:アレス
Asst.:永楠あゆ美

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作品情報

飯面 雅子(サンドアーティスト)

​プロフィール

武蔵野美術大学卒。
1987年TVアニメEDを砂で制作、30周年を迎える日本を代表するサンドアーティスト。
2015年舞台『NARUTO』砂の我愛羅シーン演出が注目される。
2017年イタリアツアーで大成功をおさめ、
ワールドツアー、次回はデンマークが決定。



〈代表作〉

『浮遊卵』1980
『きまぐれオレンジ☆ロード』ED 1987(デビュー作)
『すなあそび』1997
『刻のおるごぉる』2014
『火の鳥-流砂編-』2016



〈受賞歴〉

ヴェネツィア国際短編映画際 最優秀観客賞 脚本賞『刻のおるごぉる』


公式HP ⇒ http://sandart-koubou.jp/
Facebook ⇒ https://www.facebook.com/events/1167530520059780/
Youtube ⇒ https://www.youtube.com/channel/UC97OzUKmjtMIPGeq_YY69qQ

「刻のおるごおる」

出演者

サンドアーティスト 飯面雅子
朗読演出 原きよ
MC アレス
Asst. 永楠あゆ美
 

QUESTIONNAIRE

1.映画監督になったきっかけは何ですか

アニメーションが好きで、自分で作りたいと。

中身もキャラも全て、自分で作ることから、始まっています。

2.影響を受けた作品・監督はいますか

カナダのアニメーション作家のキャロライン・リーフさんの『変身』という砂アニメーション。

目標は、草間彌生さん、真賀里文子さん、湯崎夫沙子さん。

3.どんな時にアイディアが生まれますか

具体的にモチーフがあって、そのイメージに合った前から好きな音楽を仮に当てて、聴きまくって。それに浸りながら、アイデアスケッチをして。

4.好きな言葉があれば教えてください

「ケ・セラ・セラ」

5.近年の日本映画についてどう思いますか

アニメーション映画についてしか語れませんが、

『この世界の片隅に』の片淵須直監督が友人だからもあるけど、

より一層の快進撃を応援しています。

6.作品制作についてのこだわりがあれば教えてください

「砂」であること、「砂」で作品を作ることの意味。

7.若いころから貫いてきた思いがあれば教えてください

描くことの楽しさかな、とは思っても、辛いこともあるし。

8.将来どのような監督になりたいですか

将来? 現在進行形で作るということを続けられれば。

9.今後どのような作品を作っていきたいですか

原作付きのものから、オリジナルも、サンドアートならではの作品。

サンドアートそのものを、もっと広めていきたいので。

10.日本映画とハリウッド映画の違いについてどう思いますか

一人の鑑賞者としてしか言えないけど、予算に関係なく、面白いものは面白いので。

11.撮影現場について、スタッフ・キャストとのコミュニケーションはどのようにとっていますか

サンドアート制作は一人の作業ですが、編集と音声は重要で。

話が複雑な原作付きの場合、原案を考えたあとは、シナリオ担当に渡します。
編集もシナリオも、基本、お任せにした方がスムーズにいきます。

12.験担ぎなどしていますか、している場合内容を教えてください

お気に入りの「コーヒー飴」があって、パフォーマンスのステージの直前は必ず舐めます。

13.映画監督という仕事の面白い部分・苦労する部分を教えてください

「作る」こと全てが面白くて、大変なのも当然で。

サンドアートの苦労は、絵をどう「砂」で表現するのかと物語の展開の工夫です。
実際の作業が腕や腰にクルのが辛いとかは、あるんですが。

14.壁にぶつかった時の乗り越え方を教えてください

寝ます。ひたすら寝ます。あと、別の分野のものを観ます。

銀座のギャラリー巡りをしたことがありました。

その時はわざわざ銀座1丁目に行ってスタートし、8丁目まで巡りました。

15.自分はどんな人間だと思いますか

天才型でも努力型でもなくて、

「ずっと続けてきた」ことを褒められれば素直に嬉しいと感じられる、人間?です。